本年6月25日に株式会社 都市環境研究所は40周年を迎えました。1970年の創設、2000年には30周年、そしてさらに21世紀の10年を加えたことになります。創立40周年に際して、所員を代表してご挨拶を申し上げます。

第一には「多くの方々に感謝の気持ちを伝えたい」ということです。

とくに、初期の都市環境研究所に様々な形で、御支援、お付き合い、さらには御叱責を頂いた方々に心からの感謝の念を申し述べます。大学、公共団体、企業の方々、そして同業の仲間、さらには地域の住民の方々にも大変お世話いただきました。都市環境研究所のOB、OGの方々にも同様ですが、重ねて御礼を申し上げます。

第二には「都市計画、都市デザイン、具体の事業に対する想い」をお伝えしたいと想います。

都市環境研究所は、1968年の新都市計画法制定直後といえる時期に創設いたしました。都市計画をどのように現実の都市に適用し、社会の変化も考えつつ、都市の問題の解決に取り組んできました。また、多くの仲間の方々と連携して、微力ながら都市計画コンサルタントの役割の確立にも努力してきた40年であったと思います。近年、今後の都市計画の役割について、また都市計画コンサルタントの役割について考え、行動すべき点も多いと感じます。都市・地域に対して実務を通じて発信する使命が、私どもにもあると考えている次第です。今後とも、様々な場面を通じて皆様がたとともに都市計画に挑戦したいと思うところです。

第三には「こだわり」ということにもふれたいと思います。

都市環境研究所は、一つには「テーマ」に対するこだわり、また「地域」に対するこだわりを大事にしてきました。前者は、土田旭の「都市デザイン」、高山恵の地方都市の「再開発と再生」があります。後者は、矢嶋啓自の「つくば」、小出和郎の橿原市今井町をはじめとする町並みへのこだわりがあります。また、地域事務所の設置は、都市環境研究所の理念に沿ったものです(現在は三重事務所と九州事務所が活発に活動しています)。今後とも、テーマ、地域を大切にして、時間をかけたおつきあいを続けたいと思います。

これからも、ご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

最後に、所員へのメッセージです。

さらに、次の3点を加えます。

2010年6月25日 
株式会社 都市環境研究所の所員を代表して 
代表取締役 小出 和郎